名古屋大学 未来社会創造機構ナノライフシステム研究所

当研究所の取り組み

我が国は、未曾有の超高齢化・人口減少社会が到来しつつあることから、第5期科学技術基本計画において「Society5.0」(超スマート社会)の実現を目標として掲げました。

この中では、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させることにより、経済的発展と社会的課題の解決を両立した人間中心の社会を実現することが謳われており、科学技術イノベーションの役割が期待されています。
特に少子高齢化社会でのロボット活用による人手不足やサービス部門の生産性向上、人工知能(AI)を用いた自動運転・自動生産による移動の高付加価値化や究極のエコシステムの構築、さらには医療・介護におけるビッグデータの活用による先進医療・介護の実現などといった社会ニーズに応える基盤技術開発を加速するために、ロボット技術、センサ技術、アクチュエータ技術、ナノテクノロジー、量子技術、バイオテクノロジー、AIなどに関する異分野融合型研究開発の重要性が高まっています。

名古屋大学は、世界有数の産業集積地である東海地域にある大学として、このような「ものづくり」に寄与する基盤技術に関する世界最先端の研究成果を有しています。さらに、日本を代表する世界有数の先端医療を開拓する先端医療・臨床研究支援センターを設置しており、政府が掲げる超高齢化社会といった社会的課題を解決する超スマート社会を実現するための基盤が十分に整備されています。

名古屋大学は、超スマート社会実現に向けて異分野融合領域の研究・教育と本格的産学連携を加速し、名古屋大学の機能を強化するために、2018年10月1日に未来社会創造機構 ナノライフシステム研究所を設立いたしました。

 本研究所は、工学研究科、医学系研究科を中心とする医工連携をはじめ、理学、生命農学、情報学、創薬科学、人文社会科学など全学的な分野横断・異分野融合の研究・教育体制、企業との本格的産学連携体制、ノースカロライナ州立大学をはじめとした海外研究機関との研究・教育体制を、オープンイノベーション推進室と連携して構築しています。さらに、企業や他大学・国立研究機関とのオープンイノベーションを加速するフィジカル・サイバー空間融合研究プラットフォームを形成することで、「ものづくり」において国際的に貢献し、社会的価値を創出できる研究開発の推進と人材育成を目指します。

所長 馬場 嘉信

おもな活動

  1. 共同研究促進セミナーと本格的産学連携推進
  2. 産学共創教育・融合領域教育と人材育成
  3. 国際シンポジウム、海外研究機関との研究交流
  4. 大型プロジェクトの獲得支援